「ALS(筋萎縮性側索硬化症)の遺伝子治療用製剤の製造方法の効率化事業」について

昨年度に引き続き、神奈川県による、平成28年度再生・細胞医療産業化促進事業「再生・細胞医療産業化共同プロジェクト」として、当社が実施する「ALS(筋萎縮性側索硬化症)の遺伝子治療用製剤の製造方法の効率化事業」(以下、「本プロジェクト」)が採択されましたので、お知らせいたします。

本プロジェクトは、ALS患者に対する遺伝子治療のための遺伝子治療製剤(AAVウイルスベクター)の作製にあたり、細胞培養工程及び精製工程の条件最適化の開発をさらに進め、安定した品質の製剤を、現状と比較してより効率よく製造するための検討を行うことにより、低価格の製剤を多くの患者様に提供できる基盤を確立してまいります。

本プロジェクトと並行して、試験製造を実施し、平成28年度中の非臨床試験、及び、平成29年度中の治験の開始を目指します。

以上