AMEDの「難治性疾患実用化研究事業」として採択

  平成28年11月1日に、当社の研究課題「遺伝子治療用AAVベクターのGCTP基準受託製造施設の整備」(以下、「本研究課題」)が、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(以下「AMED」)による、「難治性疾患実用化研究事業」(2次公募)の課題として採択されました。
  採択された本研究課題において、当社はGCTP基準による遺伝子治療用アデノ随伴ウィルス(AAV)ベクターの受託製造施設を整備し、国内の遺伝子治療創薬シーズの開発支援を行うことを目的としています。日本国内のAAVベクター製造は、世界水準と比較して生産効率が低く、大規模培養槽スケールへの対応ができていないなどの課題が残されており、当社は、生産効率改善のための生産条件研究開発を遂行し、国内初となる200Litter培養槽を用いた世界トップクラスのAAVベクター製造を目指しています。

(ご参考)
【AMED  平成28年度「難治性疾患実用化研究事業(2次公募)」の採択課題について】
http://www.amed.go.jp/koubo/010520160615_kettei.html